バッテリーをデザインの一部に組み込んだKlever Mobilityの「Klever X」

ドイツKlever Mobilityが電動アシスト自転車「Klever X」シリーズ4モデルを発表した(一部モデルはモペッド)。バッテリーを隠すのではなく、デザインの一部に組み込んでいる。

バッテリーをデザインの一部に組み込んだKlever Mobilityの「Klever X」
バッテリーをデザインの一部に組み込んだ電動アシスト自転車「Klever X」シリーズ

最大の特徴は、独自の「ペンタゴン(五角形)」フレーム。ダイヤモンドフレームとステップスルーフレームの中間の形状で、男性、女性双方にアピールできるという。

バッテリーをデザインの一部に組み込んだKlever Mobilityの「Klever X」
「Klever X」の最大の特徴は「ペンタゴン(五角形)」フレーム
なんだか強そうだ

このフレーム形状は、バッテリーを自転車デザインの一部に組み込むためのもの。トップチューブとダウンチューブの間にバッテリーを設置することで、フレームバッグのようにも見えるルックスに仕上げた。ペンタゴンフレームにより、トップチューブとダウンチューブの間隔が一定となり、バッテリーをスライドさせての取り付け/取り外しを可能にしている。

バッテリーをデザインの一部に組み込んだKlever Mobilityの「Klever X」
バッテリーはトップチューブとダウンチューブの間に設置
フレームバッグのようなルックスに

ここ数年、欧州の電動アシスト自転車では、バッテリーをフレーム内部に装備したものが増えてきている。むき出しのままだと武骨で、全体のデザインとは調和しにくいバッテリーを隠すことで、自転車本来の美しいデザインを守る工夫だ。だが、充電が面倒になってしまうという欠点がある。

バッテリーを隠した電動アシスト自転車、FreygeistのClassic
参考画像:バッテリーをダウンチューブに隠した
FreygeistのClassic

「Klever X」は、バッテリーを隠すのではなく、デザインの一部として見せるという発想を持つ電動アシスト。バッテリーは大型でその存在を主張してはいるが、デザインに悪影響を与えてはいない。それでいながら、簡単に取り外して部屋やオフィスに持ち込み、充電が可能だ。

バッテリーをデザインの一部に組み込んだKlever Mobilityの「Klever X」
バッテリーの取り外しはワンタッチ
キーをまわしてスライドするだけ

バッテリーをデザインの一部に組み込んだKlever Mobilityの「Klever X」
オフィスで仕事中に充電できる

モーターはハブタイプ。ケーブル類は可能な限りフレーム内に組み込まれた。これらも、美しさの維持に貢献している。

バッテリーをデザインの一部に組み込んだKlever Mobilityの「Klever X」
モーターには回生機能も

バッテリーをデザインの一部に組み込んだKlever Mobilityの「Klever X」
ブレーキケーブル、変速機ケーブルなどはステムやフレーム内に

日本での発売予定は、残念ながら現時点ではないようだ。だが、デザインも充電のし易さも諦めないという「Klever X」のコンセプトは魅力的なもの。日本の電動アシストメーカーにも同様のコンセプトを持つ商品を期待したい。

バッテリーをデザインの一部に組み込んだKlever Mobilityの「Klever X」