消費者庁によるSMSの文面例
詐欺とおぼしきSMSの一例

「有料コンテンツ利用料のお支払い確認が取れていません。本日中にご連絡がない場合、法的措置に移行致します。至急ご連絡下さい」。スマートフォンに、こんなメッセージが届けば誰でも心配になる。だが詐欺の可能性を疑うべきだと、消費者庁は注意喚起している。

この詐欺は、動画配信大手「U-NEXT(ユーネクスト)」の名前を騙っているが、まったくの無関係。スマートフォンのSMSでいきなりメッセージを送りつけ、裁判をちらつかせた上で、コンビニエンスストアでプリペイドカードなどを購入してその番号を通知するよう要求してくる。

ユーネクストは、使う人の意志で公式サイトなどから決済情報を登録しなければ利用できない。また料金が未納な人にSMSで請求をしたりしないし、プリペイドカードの番号を通知するよう促したりもしない。

SMSには電話番号以外に社名などの発信者情報は記載しておらず、詐欺をはたらく相手の所在や事業内容などの詳細は不明。ただ1月には別の動画配信大手「DMM.com」の名前を騙った同様の詐欺が問題になっており、流行の手口ではあるようだ。

聞き覚えのある社名だからといって信用せず、不安を感じたら専門の窓口に相談すべきと、消費者庁はあらためて注意をうながし、消費者ホットラインの電話番号「188」または警察相談用番号「#9110」を案内している。