自動運転バス「EZ10」の見本画像
第1候補であるEZ10

九州大学は、2018年度下期から伊都キャンパスで自動運転バスを導入する。NTTドコモ、ディー・エヌ・エー(DeNA)、地元自治体である福岡市が協力する。

自動運転バスといえば、すでに千葉県のイオンモール幕張新都心で8月から運行が始まるとして話題になっている。日本で一般にバスと言って想像するよりは小さめな車体で、フランスのLigier(リジェ)が製造した電気自動車(EV)「EZ10」を採用し、DeNAが国内導入を担当する。

九大を走るのも、EZ10になる可能性が高い。ドコモによるとまだ確定ではないものの「第1候補」として検討しているそう。

座席は6人分だが、ほかに6人が立ち乗りでき、合計12人乗り。巡航速度は時速20km、最高でも時速40kmまでしか出ない。あらかじめ設定した経路を、カメラなどで確認しながら無人走行する。車両の近くに人や障害物を検知すると、自動で減速、停車をする。

九大の伊都キャンパスは、275ヘクタール(東京ドーム58個分)の敷地を備え、かつキャンパス内の道路には坂や信号もあり、クルマ、バイク、自転車、歩行者などが往来する、公道に近い環境だ。

九州大学伊都キャンパス鳥瞰図
九大伊都キャンパス

そのためまずは実験を実施。安全対策として、見通しの悪い交差点にヒトやクルマを検知するセンサーを設置したり、遠隔監視センターでバスの状況を把握したり、さらに緊急時の対応と安全確保のためバスにオペレーターが同乗する。