曲面デジタルサイネージ
有機EL製

人間の何倍も大きな曲面デジタルサイネージ(電子看板)が、東京・五反田に登場した。大日本印刷(DNP)が、有機ELディスプレイを複数枚つなぎあわせて実現したものだ。

LGエレクトロニクス・ジャパンと共同で、55型の有機EL曲面ディスプレイを合計24枚並べて作り上げた。4K、8Kの解像度に対応。自発光の有機ELならではの深い「黒」を表示でき、映像のコントラストの高さが特徴となる。

日本で初めて、東京・五反田のDNP五反田ビルのショールームに展示。曲面の形状を生かし、平面のディスプレイと異なる「空間」を意識させるような映像を再生するそう。

側面からみた曲面デジタルサイネージ
この角度の付き方はすごい

具体的には「京都・文化遺産アーカイブプロジェクト」の4K特別映像と、8K映像を新たに編集した「京 春夏秋冬」、それにフランス国立図書館が所蔵する歴史的な価値を持つ地球儀・天球儀の3Dデジタルアーカイブデータから制作した映像だ。

ただし残念ながらビル内の商談用スペースにあり、一般の人は入れない。10月から業務用に販売が始まるので、いずれどこかで目にする機会はあるかもしれない。大型商業施設やショールーム、公共交通機関、オフィスビルやマンションのエントランスなどさまざまな場所に設置できるそう。