ノートPCが入るポケットが付きのパーカー「パッカブル」
「ノートPC~♪」

ある調査によれば、人間の脳の消費エネルギーは20ワット程度なのだそう。おそろしく効率が良いとも言える一方で、使用できるエネルギーが限られているとも言えるのだそうです。このため、脳を効率的に働かせるには、余計な仕事をさせない方が良いという研究者も。たとえば、たくさんバッグを持って移動していると、“バッグを全部持っているか?”を確認するのにエネルギーが使われてしまい、創造的な活動が制限されるという研究者もいるようです(注:諸説あるようです)。

自分の脳をもっと創造的な活動で使いたいと考える人にぴったりかもしれないのが、「パッカブル」。ノートPCが入るポケット付きのパーカーで、カバンを持たなくても、仕事に必要なあれこれをすべて持ち歩けます。


ノートPCが入るポケットが付きのパーカー「パッカブル」
前面に大きなポケットの付いたパーカー「パッカブル」

ノートPCが入るポケットが付きのパーカー「パッカブル」
ポケットには、ノートPCが入ります

前面には2種類のポケットが取り付けられており、大きなポケットにはノートPCを、小さめポケットには筆記用具やスマートフォン、財布などを収納できます。

「パッカブル」に取り付けられた種類のポケット
大きなポケットにノートPCを、小さめポケットには筆記用具やスマートフォン、財布などを

打ち合わせ現場に「パッカブル」を着て手ぶらででかけ、お客さんの前でポケットからノートPCや手帳、筆記用具を次々取り出して見せれば、場が盛り上がるかもしれません。

製作元のクリエイティブワークファッションズは、YouTubeで「パッカブル」のプロモーション動画を公開していますが、お腹のポケットから次々と物がでてくる様子は、まるで藤子・F・不二雄によるSFコミック作品『ドラえもん』の四次元ポケットのようです。

ノートPCが入るポケットが付きのパーカー「パッカブル」:使用例
「ノート~♪」

ノートPCが入るポケットが付きのパーカー「パッカブル」:使用例
「筆記用具~♪」

折り畳むと、バッグとしても利用できます。普段はバッグとして持ち歩き、必要に応じてパーカーとして着用するという使い方もありでしょう。例えば夏の暑い日に映画館に入ったとき。館内が思った以上に寒いときに、「パッカブル」は便利です。ショップが寒いときには、そこを出れば済む話ですが、映画館だと2時間居続けなければなりません。そんなときに「パッカブル」があれば、風邪をひかなくてもすみそうです。

ノートPCが入るポケットが付きのパーカー「パッカブル」使用例
夏場の映画館って、寒いですよね?

製作元のクリエイティブワークファッションズは現在、クラウドファンディングサイトMakuakeで「パッカブル」の販売プロジェクトを実施しています。実施期間中は、通常の販売価格2万5,000からは40%オフとなる1万5,000円で購入可能。「チノ」と「デニム」の2種類がラインナップされており、配送は2016年10月に予定されています。

ノートPCが入るポケットが付きのパーカー「パッカブル」カラーバリエーション
「チノ~♪」

ところで『ドラえもん』の四次元ポケットの仕組み…というか、設定をご存じでしょうか?あのポケットには“検索”機能があり、ドラえもんが必要とするものを内蔵コンピューターが四次元倉庫内から検索。自動で取り出しているのだそうです。これ、Googleの「Google Play Music」に似ています。このサービスでは、利用者がスマートフォンに「いやされたい」「ラストスパート」などと音声で指示すれば、膨大な“音楽倉庫”からその状況にふさわしい曲を取り出して自動再生してくれるのです。

もしかしたら未来の世界で、ドラえもんを“作った”のはGoogle“だった”のかもしれません。Googleはすでに充実した検索機能を開発済みなので、あとは四次元空間内に倉庫を作ってしまえば、四次元ポケットは完成するからです。倉庫をつくるのが大変?そこは、Amazonがなんとかしてくれるのではないでしょうか?