家庭のソケットに差し込むだけで光とともに音楽を発する「LED電球スピーカー」の新商品「LSPX-103E26」をソニーが5月21日に発売する。
Bluetoothに対応しており、スマートフォンやタブレットの楽曲を無線で再生できる。
ソニーは以前からLED電球スピーカーを開発してきたが、新モデルは設計を変更して音質を向上させ、従来モデルと比べ約1.4倍の明るさを持たせた。
これに加え2台のLED電球スピーカーが左右それぞれ別々の音を流すステレオ再生や、同じ音を2台で再生するダブル再生、192種類の色に点灯する機能も使える。音楽のリズムや音量にあわせて自動で色を変えられる。
大きさは通常のLED電球と同じで、ダイニングやリビングルーム、寝室のほか、これまでスピーカーを設置しにくく、音楽とのなじみが薄かったキッチンや洗面所といった場所でも使える。
レンズグローブに乳白色の新素材を採用するなどして、明るさの目安である全光束を500lm(ルーメン)に引き上げた。スピーカーの振動板を最適化し、スピーカーボックスの容量を増やして高音域の再現性や音の広がりなども向上した。
スマートフォンなどから音楽の再生・停止や音量調節、調光・調色などの操作が行える。付属のリモコンでも制御できる。
希望小売価格は2万4,000円前後(税別)。