電池とモーターで動く自動車模型「ミニ四駆」。最近また大人のあいだで人気が再燃し、メーカーであるタミヤが開催するイベントは参加希望の多さから事前予約制になった。そのため専用のアプリケーション「TAMIYA PASSPORT(タミヤパスポート)」も登場している。iPhoneとAndroidスマートフォンから利用できる。

ミニ四駆については、2012年にレースイベント「ジャパンカップ」が復活してから、子供時代にミニ四駆に親しんだ20・30代を筆頭に人気が再燃している。


メーカーであるタミヤ主催の競技会のほとんどは参加無料、当日受付の方式で運営してきたが、参加者希望が大幅に増え、アプリを通じた事前申し込み制に切り替えることにした。

タミヤパスポートでは、イベント情報の検索、申し込みに加えて、タミヤブランドの新製品情報や関連ニュースなども閲覧できる。タミヤ主催のイベントだけでなく、販売店や一般の人が主体になって開催するイベントの情報も調べられる。今後はミニ四駆以外のホビージャンルも網羅する方針だとか。

さらにイベント会場で、参加証となる「エントリーシール」を受け取る際、Bluetoothビーコンによるチェックインが行える。Bluetoothが利用できないスマートフォンはQRコードでのチェックインも可能だ。

また参加定員を上回る申し込みがあった場合は抽選になるが、その当落を最大10人まで仲間同士で共有できる「グループID」機能もある。一緒に参加したい仲間が抽選時にはぐれずに済む。

なお、中学3年生までの若年層は従来通り当日受付にて参加できる。また対応するスマートフォンを持っていない高校生以上の人は、PCから事前申し込みフォームを利用できる。