多くの著名人や企業が活動しているTwitterでは、なりすましを防ぐため、本物に「青いバッジ」を表示している。本物なのにいつまでもバッジがもらえなかったタニタは、Twitter日本法人に直訴し、ついに回答を得た。しかし事態は意外な展開になった。
タニタといえば体重計や食堂で有名な企業で、Twitterに登録してから5年を超え、愉快な投稿(ツイート)は人気だ。ただ本物であることを示す「認証済みアカウント」の青いバッジはもらえておらず、なげきのあまりTwitterの日本法人に直訴。せっぱつまったツイートをして注目を集めていた。
ツイッタージャパン様 @TwitterJP
— 株式会社タニタ(公式) (@TANITAofficial) 2016年4月24日
お世話になっております。
タニタ公式でございます。
バッヂについてお伺いしたいことがありまして、
ご連絡させていただきました。
バッヂは!バッヂは!どうしたらいただけるのだしょうか!!??
もしや私が公式らしくないツイ字数
これを受け、Twitter日本法人はタニタを訪れ、資料など提示して説明したうえで、認証することに問題はないと伝えたもよう。
だが、土壇場になってタニタが示した回答は「だが断る」というものだった。これまでのツイート内容をかえりみれば、ちょっとのけぞってしまいそうだが、「新たに目標を決め、達成した際に正々堂々バッジを付ける」との意向のようだ。
ツイッタージャパン「タニタさん、認証問題ないですよ。バッジどうしましょうか?」
— 株式会社タニタ(公式) (@TANITAofficial) 2016年4月27日
タニタ「‥だが、断る!」https://t.co/AyxRkVyQZc
応援してくれた皆さんありがとう。
— 株式会社タニタ(公式) (@TANITAofficial) 2016年4月27日
私はちょっと変わっているので、やはりこのカタチを選びます。
新たに目標を決め、達成した際に正々堂々バッジを付けさせていただきたいと思います!
それにしても大変だったのは、細やかな対応を見せたTwitterの日本法人、という気がしてならない。