アドビシステムズのロゴが、学研の雑誌「月刊ムー」のロゴを「パクった(模倣した)」という主張が出ている。双方がエイプリルフールに合わせて行った応酬なのだが、言われて初めて気づくこともあると考えさせられる。
おそらくアドビとムーのロゴが似ているかどうかに注目した取り組みは世界でも珍しいのではないかと思うが、4月1日には色々な発見がある。
ほかにもムー側は、アドビを代表する写真編集アプリケーション「Photoshop」について次のように指摘する。
「以前は『目』をモチーフにしたアイコンが定番のデザインだった。いうまでもなく『目』をシンボルとして使用することには特別な意味がある。前述の三角形との組み合わせは、まさに『プロビデンスの目』だ。これはキリスト教では『全能の神の目』を意味し、つまり森羅万象、この世界すべてを支配している法則そのものを意味しているという」
「近頃アイコンのデザインを『目』からシンプルな文字に変更しているが、これは大きな何かの動きを隠蔽するためなのではないか」
なお、アドビは公式発表で反論し、「事実無根」と述べている。
いちいちPDFにまとめるところがアドビらしいというべきなのだろうか。