太陽光発電を利用して水素を作り、ためておける装置「H2One」を、神奈川県川崎市にあるJR武蔵溝ノ口駅が導入する。緊急時には水素で燃料電池を動かし、駅の照明などを点せる。

H2Oneは東芝が開発した。太陽光発電システムと蓄電池に加え、水素を作る装置、ためておくタンク、そして水素を消費する燃料電池で構成する。


普段から太陽光発電で水素を作ってタンクにため、地震などの災害時に停電が起きるとそれを消費する。普段の電力供給にも使える。

太陽光発電は、曇りや雨など天候によって発電量が変わるが、晴れた日などに発電した分を水素にして蓄えておければ、いざという時に役立つ。

JR東日本は「エコステ」として以前から駅に環境技術を採り入れており、今回の取り組みもその一環。

ちなみに東芝のH2Oneは2015年から徐々にあちこちで採用が決まっていて、長崎県はハウステンボスの「変なホテル」や、神奈川県は横浜市港湾局の「大黒ふ頭の横浜港流通センター」などでも導入予定。

東芝によると、水素の「地産地消」ができる製品だそう。