近くに住んでいる人とつながって、不要になった家電や家具を受け渡したり、家事や日曜大工の手伝いを頼んだり。そんなことができるアプリケーション「メルカリ アッテ」が正式公開となった。

フリーマーケットアプリ「メルカリ」の姉妹版のようなアプリ。引っ越しなどでテレビが要らなくなった場合に引き取ってくれる人を募集したり、戸棚を買ったが取り付ける人手が欲しいときに助けを求めたりと、いわゆる三行広告(クラシファイド)が簡単に出せる。引き取り、手伝いの対価も設定できる。

逆に誰かが出した三行広告を探して、必要な家電を安くそろえたり、力仕事をする代わりに小遣いをもらったりすることも可能。

スマートフォンの位置情報機能を利用し、身の周りの情報だけを探せる。配送料の高い大型の家具などは直接「会って」受け渡しできるのが利点だそう。住所やクレジットカード情報などの登録は必要ない。

こうした取り組みは別に新しくない。古くは新聞で家具を売ります、買います、家庭教師求むなどのやりとりがあり、米国などではインターネット上の「Craigslist(クレイグリスト)」というサービスが盛ん。日本にも「ジモティー」などがある。

メルカリ アッテはスマートフォンで使いやすい作りが最大の特徴。写真を撮影して一言添えるだけで簡単に投稿でき、メッセージングアプリのように気軽に交流ができるそう。

アプリ開発の背景としては、いわゆる「シェアリングエコノミー」の盛り上がりを挙げている。個人間での技能・財産を生かした取引を指す流行語で、セキュリティ不安やトラブルも連想させるが、メルカリ アッテはうまく地域コミュニティとして機能するだろうか。