インターネット上で買った商品を、自宅ではなく全国の「郵便局」で受け取れるサービスが4月1日以降に始まる。日本郵便が発表した。

ネットで買った商品を「ゆうパック」で届けてもらう場合、すでにローソン、ミニストップ、ファミリーマートといったコンビニエンスストアで受け取りが可能だ。今回それが郵便局にも広がる。


周知の通り、郵便局にはもともと、ゆうパックなどを窓口で受け取れる「郵便局留」というサービスがある。しかし局留では、本人確認のために運転免許証などの身分証が必要。新サービスではショッピングサイトやアプリケーションなどから届くパスワードを使うだけで済む。


また手続きも簡単。商品購入時にショッピングサイトやアプリで地図を開き、任意の郵便局を指定すると、受け取りに必要なパスワードをメールなどで通知してもらえる。

簡易郵便局をのぞく全国の約2万の郵便局が対象という。

日本郵便によると、大手のショッピングサイトやアプリを中心にこのサービスの導入を進めていく考えだとか。