人間とコンピューターがぶつかった囲碁の激戦が終結した。韓国屈指の棋士である李セドル氏は敗れ、人工知能(AI)技術を用いたシステム「AlphaGo(アルファ碁)」が勝利した。これと前後して日本棋院の理事の1人は、次は日本の棋士と対局してほしいという願いを言葉にした。

各国の棋士の実力を比較し、インターネット上で公開している「Go Ratings」の3月14日時点の評価によると、今回の一戦を制したアルファ碁は世界4位となっており、敗れた李セドル氏は5位についている。

Go Ratingsより
Go Ratingsより

1位は若くして名高い中国の柯潔氏、2位は韓国の朴廷桓氏、そして3位には日本の井山裕太氏と続く。

アルファ碁はまだ李セドル氏を破っただけで「人間の棋士を凌駕した」とは言えない状態。

こうした中、日本棋院の理事の1人である堀義人氏は、アルファ碁の開発者であるデミス・ハサビス氏に「次は井山裕太氏との対局を望む」とTwitter上で呼びかけた。


果たして実現するかどうかは不明だが、李セドル氏とアルファ碁の対決が、多くの人の心を掻き立てたひとつの結果とはいえるだろう。

世界1位と目される柯潔氏の動向も気になるところだ。