デザインに重点を置いたエアコン「UX」シリーズを、ダイキン工業が開発した。欧州発のデザインを採用し、厚みをおさえてインテリアとの調和を図っている。10月1日に発売する。

住宅用マルチエアコンの壁掛形室内機となる。

マルチエアコンというのは1台の室外機に、複数の室内機をつなげられる。ベランダなどが室外機だらけにならないとして、ダイキンがよく宣伝している。

今回はそのマルチエアコンの新製品で、工業デザイナーであるAlexander Schlag(アレキサンダー・シュラッグ)氏とダイキンの欧州法人が共同でデザインした。風の流れを思わせる曲面を基調とした前面パネルを採用し、壁との一体感を意識している。左右両端の厚みを129mmに抑えているのも特徴。

デザイン重視としつつ、機能面でも先進技術は採用している。人感センサーと上下左右の自動風向制御により風を感じない気流をつくれるそう。また別売の無線LAN接続アダプターを接続すると、外出時は遠隔操作が可能。1日4回、曜日ごとの運転スケジュールを設定可能なウィークリータイマーも搭載する。

ところで室外機についても、デザイン性を重視した製品は出ないのだろうか。ダイキンに問い合わせたところ、担当者はやや戸惑いつつも「今のところUXシリーズで出す予定はありませんが、そういった関心を持つ人もいるかもしれないとは考えております」と丁寧な回答。どうやら、あまり需要がないのかもしれない。