総務省は、18歳から選挙権を行使できるようになる「18歳選挙」のキャンペーンモデルとして人気ライトノベル「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(俺妹)」の登場人物「高坂桐乃」を起用する。

俺妹は、伏見つかさによる兄と妹の関係を描いたホームコメディで、アニメ、ゲームなどの話題を取り込んだ作風が人気。ヒロインの1人である高坂桐乃は雑誌モデルという設定で、作中では中学生となっているが、今回のキャンペーンでは18歳になって登場するそう。


今回は書き下ろし小説を掲載した小冊子を現在全国で開催中のシンポジウムなどで無料配布するそう。総務省と、俺妹を発行する大手出版社KADOKAWAの公式サイトで告知が出ている。官公庁や大企業が、若年層にも広がりを持つサブカルチャーを積極活用しようとする方針の新たな一例といえる。