スマートウォッチの文字盤をいろどる「ウォッチフェイス」として、浮世絵「東海道五十三次」など4種類を、セレスが発売した。

いずれもAndroid Wearを搭載した製品向け。「浮世絵時計 - 東海道五十三次 -」と題したウォッチフェイスは、江戸時代を代表する画家、歌川広重の「東海道五十三次(保永堂版)」シリーズから表示するデザインを選べる。

セレスによると、東海道は江戸と京都を結ぶ道で、かつての日本の大動脈であり、江戸時代の主要道路であった五街道の中でも最重要だった。途中53の宿場に立ち寄り、風光明媚な景観を描いたこのシリーズは、広重の作で最も広く知られ、最もよく売れた浮世絵木版画だそう。

作品は遠近法を用い、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵としてのできの良さに加え、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段として好評を博したとか。

日本だけでなく、後の西洋美術にも影響を与え、葛飾北斎の「富嶽三十六景」シリーズとともに、浮世絵・名所絵を確立したという。

今回収録した保永堂版では出発地の日本橋、到着地の京都を含めて55点がある。


通常の時刻表示のほかに、太陽の動きをもとに十二支を使って時刻を数える江戸時代の「不定時法」でも時刻を表示できる。

また文字盤上のピンアイコンをタッチすると、スマートフォン上で浮世絵に描かれた場所の情報を確認できる。


このほか、スマートフォンから画面に表示する浮世絵を選んだり、自動で切り替わるように設定したり、曜日や浮世絵の舞台になった地名について、日本語、英語どちらで表示するかも決められる。