スマートフォンのカメラごしにのぞくと、VOCALOID(ボーカロイド)「初音ミク」の小さな姿があらわれる。そんなアプリケーション「HATSUNE MIKU AR」が公開中だ。冬の北海道を応援する「雪ミク」バージョンとなっている。

クリプトン・フューチャー・メディアが公開した。拡張現実(AR)という技術を応用しており、現実の風景に仮想のキャラクターを重ねて表示できる。


初音ミクのARアプリはいくつか出ているが、今回は2016年冬の最新衣装をまとった姿をながめられるのが特徴。

冬の北海道を応援するイベント「SNOW MIKU 2016」と連動しており、イベントのメインビジュアルとなっているイラストにカメラをかざすと、立体的なキャラクターが登場する。


イラストレーター、豆の素氏のデザインがもとになっており、イベントのテーマソング「雪がとける前に / doriko feat.初音ミク」に合わせておどってくれる。


初音ミクとの合成写真も作れる。好きな背景にキャラクターを配置し、向きやポーズなどを決めて撮影すればよい。


なお、このアプリは今後、仮想現実(VR)技術にも対応する予定だとか。


SNOW MIKU 2016開催期間の2月6日、7日には札幌市のサッポロファクトリー会場で、VRに関する機能が体験できるそう。360度のステージが見わたせる「ミライのライブ」を楽しめるとしている。