ライカカメラは、コンパクトデジタルカメラ「ライカXシリーズ」の新モデル「ライカX-U」を発表。耐久性の大幅な向上により、アウトドアでも優れた描写性能を発揮するとしている。発売日は2月13日。想定市場価格は税込43万円前後。

アウトドアに強い「ライカX-U」
アウトドアに強い「ライカX-U」

「ライカX-U」は、ライカ初となるアウトドア仕様のデジタルカメラ。耐衝撃性能や防塵性能、耐寒性能などを備えており、きわめて過酷な撮影環境にも対応できる。水深15mまでの防水性能もあり、ボタン操作ひとつで簡単に水中撮影ができるそうだ。


撮像素子にはAPS-CサイズのCMOSセンサー(総画素数1650万画素、有効画素数1620万画素)を採用。高性能な大口径レンズ「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」との組み合わせにより、無限遠から0.2mの最短撮影距離まで鮮鋭に描写できる。開放F値はF1.7と明るく、ボケを活かした表現が可能。フレアやゴーストも低減されるため、屋内外や時間帯を問わずどんな状況でも美しく撮影できるそうだ。フルHD動画撮影にも対応しており、1920×1080または1280×720(30コマ/秒、MP4形式)の画質で撮影できる。

デザインはアウディのデザインチームが担当し、“スタイリッシュでミニマルな外観”に仕上げてある。トップカバーは高品質のアルミニウム、外装はグリップ性に優れたTPE素材を採用し、十分な堅牢性と心地よいホールド感を確保したそうだ。そのほかに、アルマイト仕上げを施した設定ダイヤルやレンズの上部に内蔵したフラッシュなど、細部まで高品質を意識したとしている。

同じくドイツ企業のアウディがデザイン
同じくドイツ企業のアウディがデザイン