パワーアシストスーツ(パワードスーツ)には健康保険を適用すべきかどうか。こんな議題を、政府の諮問会議が検討したそう。足の不自由な人の歩行を助ける医療用「HAL」が対象だ。

健康保険のあり方などについて話し合う、厚生労働省の諮問会議、中央社会保険医療協議会(中医協)が議題として取り上げた。HALを開発するサイバーダインが紹介し、NHKなども取り上げた。

パワードスーツのHALには色々な種類があり、「医療用下肢タイプ」は足に障害がある人や脚力が弱くなった人を対象にした治療機器。欧州では、EU全域で医療機器指令(MDD)に適合するとの認証を得ているが、日本では未承認。

しかし中医協の資料をみると、今後は健康保険の対象になる可能性がある。

HALが医療機器として役立つ可能性があるのは「脊髄性筋萎縮症」「球脊髄性筋萎縮症」「筋萎縮性側索硬化症」「シャルコー・マリー・トゥース病」「遠位型ミオパチー」「封入体筋炎」「先天性ミオパチー」「筋ジストロフィー」。

これらの患者がHALを身につけると、生体電位信号にもとづいて足の進みを助け、運動を続けることで歩く機能を改善できる、といった用途を想定している。対象になる患者数は推定3,400人だという。