目がある
目がある

個人向け電動二輪車のメーカー「Segway(セグウェイ)」が開発したロボット「Segway Robot(セグウェイ・ロボット)」が話題だ。外出時に持ち主についてゆき、必要な時だけ人間を乗せたり、あるいは家庭にいて執事のように働いてくれたりしてかわいらしい。

ご主人についてくっす
ご主人についてくっす

家でも働くっす
家でも働くっす

セグウェイ・ロボットは米国の家電見本市「CES」で発表になって注目を集め、しばらく経って日本のニュースサイトなども海外速報として伝えた。「ロボットに変身するホバーボード(セグウェイに似たハンドルのない二輪車)」などの華やかな見出しで、おおむね興味深い、新しい技術として紹介している。

普段はセグウェイ
普段はセグウェイ

変形してロボに
変形してロボに

確かに二輪車からロボットに変形し、スマートフォンで遠隔操作ができる点は、日本のロボットアニメ好きの心をくすぐりそうだ。ロボットになると、カメラをはじめ各種センサーを駆使して障害物を避け、持ち主を認識して追跡するなど、面白い機能がある。紹介動画を見ているだけで楽しくなってくる。2016年後半にも市場に登場する見通し。


しかし、この発明をロボットに変身する「ホバーボード」と呼ぶのはいささか縁起がよくないかもしれない。

ホバーボードというのは、セグウェイより小さくハンドルがない電動二輪車の総称で、さまざまなメーカーが手掛けており、よくニュースサイトなどで話題にのぼる一方、トラブルにもなっている。2015年後半には品質に疑問のある中国企業などの製品が欧米に多数出回って、一部が自然に発火あるいは爆発したという報告があり、火災を起こし家が焼け落ちたという非難も出た。


火災の件で槍玉に挙がった製品などは「セグウェイ」ブランドと直接関係はないのだが、例えばITニュースサイト「The Next Web」は「セグウェイ・ロボットが爆発しないことを祈りたい」とやや慎重だ。

なおセグウェイ・ロボットには、Intel(インテル)がかかわっている。PCやスマートフォンの頭脳にあたる「CPU」を扱う米国の大手企業だ。その協力のもとで、セグウェイは安全性に配慮して開発を進めていると考えられる。

とはいえ実際にロボットが市場に登場すれば、あまり間をおかずに怪しい模倣品が登場する可能性もまた十分にありそうだが。